飛び地(渋々演劇論)

渋革まろんの「トマソン」活動・批評活動の記録。

2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

非在の肯定/ヌトミック『ジュガドノッカペラテ』

ヌトミックを見てきました 劇場創造アカデミー6期修了(だと思う)の藤井さんが出ているということで、誘われて見に行きました。ヌトミックという団体について、僕は全く知りませんでしたが、東京藝術大学出身の額田さん(1992〜)という方が作ったユニット…

日々是善―調和と切断―

今日は、立本さんと伊原さんと真史さんと目的のない稽古の日だった。 もとは小嶋さんと立本さんと真史さんで月に一回開いていたのだけれど、小嶋さんがメンバー脱退し、新メンバーとして僕が加わった格好。 第一期がどんな感じでやっていたのかは知らないけ…

死体は生きているとしか言えないー250km圏内『妻とともに』稽古

さて、250km圏内である。その稽古場である。 かなり久しぶりの稽古場訪問。それにしても、250km圏内の稽古は大いに「謎」を含んだ魅力的な場だな、と思う。 今日は「テキストをほぐす」ウォーミングアップのあとで、通しのリハーサルが行われました。 あまり…

〈ひとつの机とふたつの椅子とシェイクスピア〉のレビュー

「ひとつの机とふたつの椅子とシェイクスピア」 日 :2016年10月21日(金)〜23日(日) 会場:座・高円寺1 「ひとつの机とふたつの椅子とシェイクスピア」を観劇した。座・高円寺という場において、こういう企画が成立していることに些かの興味を覚えたので、…